脳科学の進展が目覚ましく、企業経営者としては、脳科学における研究成果を踏まえた経営が必要です。企業人としては、今後、80歳から100歳まで働くことができ、また、それが求められる状況下において、脳が壊れないように仕事を続けることが最重要となっています。
こうした状況を踏まえ、昨年11月以来、早稲田大学院MBA内に、「経営と脳科学の研究部会」を立ち上げ、脳科学者や研究者・精神科医・企業人らと研究・協議等を進めており、幸い、いい評判を呼び、参加者がどんどん増えてきています。
この「経営と脳科学の研究部会」においては、検討の「柱」として、
- 脳科学の進展状況を把握すること(現状の脳科学だけで全て解明できるものではないので、従前からの行動分析学についても対象としています)
- 企業人のうつ病・認知症・依存症が、脳内のどのようなメカニズムで発症するのかを把握すること
- 脳科学を商品開発やマーケティングに活用している企業の実例を把握し、今後の方向性を検討すること
- 良心・道徳心に基づく経営を行う際に重要となる良心・道徳心について、それが脳内でどのように機能しているのかを把握すること
- 脳神経内科・精神科を含む医療機関と企業の連携の在り方を検討すること
- 脳内のアート思考・デザイン思考を中小企業のイノベーションに活用すること
などがあり、今後も増加する参加者の関心に沿って、検討対象を増やしていく見込みです。
脳科学を活かした経営の在り方についてご関心がある場合には、脳科学の進展状況を把握するための写真やスライドなどを利用した説明を受けるのが早道です。本研究部会の検討状況を踏まえたご説明を希望される場合には、
yoshi9n9@gmail.com までメールでご連絡ください。