事業者の方向けに、事業上における法的なリスクがないかをチェックするためのリストです。
以下の質問に該当する場合、「はい」にチェックをつけてください。
【契約書チェック／作成】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 契約書を取り交わす体制になっていない。 | |
| 新規事業／新規販売のための契約書作成に不安がある。 | |
| 取引先から送られてきた契約書のチェック体制が整っていない。 | |
| 事業目的が実際の事業と合致していない。 | |
| 契約解除／更新拒絶に際して契約書のどの条項が適用されるか把握できていない。 | |
| 取引先から契約書と異なる履行がなされた際の対応に不安がある。 |
【労務問題】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 就業規則／社内規定が整備されていない。 | |
| 就業規則／社内規定が３年以上見直されていない。 | |
| 問題社員／ローパフォーマンス社員がいる。 | |
| 残業代請求を受けたことがある。 | |
| 固定残業代制度を採用している。 | |
| ハラスメントに対する規定／相談窓口が整備されていない。 |
【クレーム対応】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| これまでにクレームの対応に苦慮したことがある。 | |
| クレーム担当者が気軽に相談できる窓口がない。 | |
| 自社の契約書や利用規約からどのようなクレームが発生するか想定できていない。 | |
| クレーム対応マニュアルを作成していない／マニュアルに不安がある。 | |
| クレーム対する研修会・勉強会・意見交換会を定期的に実施していない。 |
【知的財産】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 特許／著作／商標／実用新案／不正競争に対する対応に不安がある。 | |
| 競合他社が類似製品を販売し始めた。 | |
| 競合企業から知的財産権侵害の警告を受けている。 |
【会社設立・会社再編・Ｍ＆Ａ】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 会社設立のフローに不安がある。 | |
| 社内の事業部門の子会社化に不安がある／ホールディングス化に不安がある。 | |
| 会社再編の際の資本政策や従業員の異動に不安がある。 | |
| 買収提案に対してどのように検討すべきか不安がある。 |
【企業再生・会社整理】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 資金繰りを克服するための再建方法に不安がある。 | |
| 法的手段（民事再生／会社更生／破産）の活用に不安がある。 |
【相続・事業承継】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 相続や遺産分割を相談できる窓口がない。 | |
| 相続や事業承継のために遺言を相談できる窓口がない。 |
いかがでしたでしょうか。「はい」がチェックが多いほど＜要注意＞となります。もし不安を感じておられるようでしたら、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。
監修弁護士
野﨑 隆史 弁護士
弁護士
同志社大学法科大学院卒業
主な役職等
・京都弁護士会公害環境委員会 副委員長（2012.4～2018.3）
・京都府 総務部 政策法務課 法制担当 法務調査役（2012.4～2017.3）
・京都府 危険ドラッグの条例制定等に向けた検討会 委員（2014.8～11）
・京都府 公募型プロポーザル方式運用委員会 委員（2016.4～2017.3）
・鴨川府民会議 有識者メンバー（2016.4～現任）
・京都再エネコンシェルジュ認証制度検討委員会 委員（2016.7～現任）
主な取扱分野
中小企業法務全般、M&A、企業再生、クレーム対応、相続
